昨日に引き続き、36協定に関連する問題となります。サービス残業とは、割増賃金を伴わない時間外労働や休日労働のことを指します。
労働基準法では原則として法定労働時間(1日8時間・1週40時間)を超える労働を禁止している。サービス残業は労働基準法37条違反であり、懲役6ヶ月以下または30万円以下の罰金となります。
職員がサービス残業をする背景には、次のような原因が考えられるため、改善が必要となります。
①一人当たりの業務量が多すぎる。
②所定労働時間外に取引先との打ち合わせが発生する。
③サービス残業をする職員を上司が高く評価する。
④より良い結果を得ようとして、周囲にかかわりなく、自発的に行ってしまう。